ココナラで高評価を得るコツが知りたい
イラストレーターとしてココナラでもっと活躍したい
ココナラ以外でももっと活躍したい
この記事はそんな思いを抱くイラストレーターに向けて書きました。
あなたがイラストレーターとして今の仕事量に満足できていないのは、技術より他に原因があるのかもしれません。
それでは早速、ココナラで評価を上げる7つのコツを紹介します。
ココナラの詳細についてはこちらにまとめています。
2020年4月中旬にココナラの累計売上が10万円を突破しました。
高評価のコツ1.返信は早く丁寧にする
高評価を得るコツその1は、クライアントへの返信を素早く丁寧に行うことです。
筆者の持論ですが、仕事のできる人は一貫して返事が早い(ホウレンソウが早い)です。
これまで、販促の仕事、幼稚園、保育園の先生、都市部ビジネスホテルのフロント業務を経験してきて思ったことです。
返事は早ければ早い方がいいのはイラストレーターも同じです。
時は刻一刻と進んでいますし、状況はすぐ変わります。あなたと同じように、時間はお客様にとって貴重なものです。
サービス業で言えば、お客様の気持ちがあるときに、誠心誠意で対応するのがプロです。
依頼があったら、お客様の気が変わらないうちに、返信と提案をスピーディーに行いましょう。
高評価のコツ2.依頼者の望みを聞き出す
依頼者の望みを聞き出すこと(ヒアリング)も高評価を得るのに欠かせません。
取引相手が企業の場合は、先方から詳細の依頼書をいただけます。
しかし、ココナラには個人のお客様もたくさんいます。
はじめから、「〇〇〇な表情が欲しい」「インテリキャラで」「左向きで」というように指示が分かりやすい方もいますが、そうでない方もいます。
そのようなクライアントには、イラストレーター側から、どのようなイラストを望んでいるのか聞き出し提案することが欠かせません。
文字で上手く表せない場合には、ラフを多めに提案する必要もあります。(ただし、ある程度枚数を決めておかないとやりがい搾取される恐れがあります)
やりがい搾取とは
経営者が支払うべき賃金や手当の代わりに、労働者に「やりがい」を強く意識させることにより、本来支払うべき賃金(および割増賃金)の支払いを免れる行為をいう。東京大学教授で教育社会学者の本田由紀により名付けられた
Wikipedia より
ここでいうクライアントは経営者とは違いますが、割増金なしに何度もリテイクに応じる行為は「やりがい搾取」に応じる行為と言えます。サービスを提供する側なら覚えておきましょう。
話を元に戻して、依頼者の望みを上手く聞き出せるかどうかはその後の評価に大いに関わってきます。
イラストレーターなら積極的なヒアリングを心がけましょう。
高評価のコツ3.依頼者の望みをくみ取る
ヒアリングの際に欠かせないのが、依頼者の望みをくみ取ることです。
依頼者の中には、自分がどういうイラストを望んでいるのか漠然としていて分からない人や、要望を上手く伝えられない人もいます。
このようなタイプは個人の依頼者に多く、ココナラで営業をしているとよく見かけます。
タイプとしては、次の2タイプに分けられる印象です。
- イメージがあらかじめ固まっている場合(できる数学教師(男)、穏やかな弁護士(女)など)
- イメージがぼんやりしている場合(動物がいい、似顔絵がいい、など)
1はイラストレーター側もイメージしやすく作成しやすいです。キャラの性格や口癖、好み、など、中身があると作りやすいです。
2は、ぼんやりしているので作りにくいですね。
この場合、
・似顔絵であれば写真を送ってもらう
・ブログのキャラクターであればブログを拝見して傾向をたどる→そこからキャラを作る
これらのアプローチが有効です。
依頼者と気持ちよく取引ができるかどうかはイラストレーター側にかかっています。
想像力を働かせて丁寧にヒアリングしてみてください。
高評価のコツ4.自分ができる最適案を提案する
イラストレーターに限らず、サービスを提供する側に必要なことは、自分の持ちうる知識を総動員して、目の前にいる人に今できる最適案を提案することです。
これは、なんでもかんでも見栄を張って「やります」「できます」と言うこととは違います。
イラストレーターを続けていると、自分のキャパを超えた要望や不得意な分野での要望をいただくこともあります。
そのとき、できないことはできない、と断る勇気も必要だということです。
できないことは「できかねます」と言いいます。そのうえで、自分がサービスできる最適案を提案します。
「Aはできかねますが、Bすることは可能です」
「Aはできかねますが、Bであればご要望に近くご満足いただけると思います」
こんな感じでできることとできないことを明確に伝えましょう。
できないことを無理してするとひずみが生じるのも時間の問題です。
イラストレーターが新たなジャンルにチャレンジすることを別に否定はしませんが、その際は、依頼者を練習のたたき台にすることがないようにしましょう。
十分に練習してからサービスしてね、ってこと!
高評価のコツ5.作品は資料を見て描く
自分が描きたいものよりも相手が望んでいるものを描くのがプロです。
たまに、イラストレーターって、好きな絵だけ描いてお金がもらえるからいいよね、という人がいますが、これは大きな間違いです。
プロほど描くものをよく調べて描いています。
資料集を見て描く、自分で資料用の写真を撮りにいって描く、こういう面倒くさいことをしています。
自分の描きたいものだけ描いてチヤホヤされる、なんてそんなうまい話あるわけがありません。
クライアントはどんなイラストを望んでいるのかをきちんとヒアリングして、資料を見ながら作品を仕上げる。それがプロのイラストレーターの仕事です。
ココナラでプロのイラストレーターと肩を並べて勝負したいなら、最低限資料を見て描く努力はしましょう。
高評価のコツ6.作品は愛(こだわり)をもって仕上げる
苦労は一瞬、作品は永遠です。
長くイラストを描いていると、ときにはやめたい、しんどい、と思うこともあるでしょう。(これまでにしんどい思いをしたことがない、という人がいたら、その人はまだ本気で取り組んでいません)
しかし、そこで投げ出してはいけません。
初めは何時間もかけて描いていたものも、作業量を増やし、考えながらトレーニングを続けていると徐々にコツが掴めてきます。5時間が4.5時間、4時間……というように時間短縮もできるようになってきます。
苦労は一瞬ですが、あなたが手がけた作品はこの世に永遠に残ります。
作者は一度挫折を味わった身なので、創作なんて何にもならない、人の役に立たない、と一時期思うこともありましたが、今では創作ほどワクワクして未来あるものはないと思っています。
作品の支持者が少なくても、あなたが手がけた作品は唯一無二のはずです。
作品は永遠です。愛(こだわり)をもって仕上げましょう。
高評価のコツ7.納品はスピーディーに行う
ココナラで高評価を得たかったら、納品はスピーディーに行いましょう。
早さはイラストの仕事に限ったことではありません。仕事のできる人は間違いなく動作が早いです。決断・動作が早いので次々に新たな仕事を獲得できます。持論ですがこれは筆者も経験済みです。
逆の立場でも考えてみます。
あなたが依頼者でイラストを心待ちにしているとします。イラストの全体像を見られるのが明日、明後日の二択だったら、当然、前者を選びますよね。
早くイラストの全体像を掴みたいし、テキストや資料に使うのなら一刻も早くイラストをゲットして仕事を片付けたいはずです。
高評価を得たいから早さを身につけるというより、相手のために早さを身につけるといった方が正しいでしょう。
お互いwinn-winnな関係で取引できるようになると仕事が楽しくなること間違いなしです。
ココナラで評価を上げるにはプロ意識が不可欠です
ココナラで高評価を得るコツを7つ紹介しました。
ココナラで、と言いましたが、上記7つは実はココナラ以外でも通用します。
あなたがこれからプロとして、お金をもらってイラストを描き続けていきたいのなら、7つのポイントを押さえて、営業してみてください。
目の前のクライアントが今何を望んでいるのかを考えて、要望に応じてみてください。
独りよがりではなく、クライアントと一緒に作品を作り上げましょうね。
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