webライターってどんな仕事なんだろう?
webライターの年収は?やりがいは?
どうやったらwebライターになれるんだろう?
webライターに必要なスキルってなんだろう?
この記事は、そんなwebライターに関する疑問に答えます。
webライターに興味がある方や、将来webライターとして働きたい人の参考になれば幸いです。
webライターとは?
webライターとは、web上に載せる記事を書くライターのことです。webライターは、web上に掲載する記事を書くことを仕事にしています。
皆さんがGoogleでインターネット検索したときに出てくる企業の公式サイトの記事なんかも、webライターが関与していることが多いです。
webライターとして働きたい場合、
2.企業から直接依頼をいただいて自宅で記事を執筆する
の2つのパターンがあります。
現代はリモートワーク推奨の時代です。企業も、クラウドワークスやBizseekなどのクラウドソーシングサイトを使って、外注でライターを雇うところが増えています。
ネットが普及してから、これまでテレビや新聞、雑誌で行っていた集客や宣伝も、ネットでできるようになりました。調べものや買い物、旅行の予約などもネットで完結できる時代です。もはや私たちはインターネットなしには生きられないと言っても過言ではありません。
このことからも、webライターの需要は今後も衰えることはないでしょう。
家事の合間やすき間時間にできるので、育児中の主婦やシニアの方におすすめの職業と言えます。
webライターになるには?
未経験からwebライターになる方法は次の2通りです。
2.フリーランスでwebライターになる方法
1は企業に勤めて会社員としてwebライターになる方法です。2は、企業と業務委託契約を結んで在宅でwebライターになる方法です。
企業勤めでwebライターになる方法
就職活動をして企業に勤めてwebライターになる方法です。アルバイトや社員として企業のwebメディア制作に携わります。
企業に勤めることのメリットは、webメディアの立ち上げから企画、取材、ライティング、入稿まで一連の流れを把握できることです。
キーワード選定やアクセス解析にも携われる可能性が高いので、後々独立して自分でwebメディアを立ち上げたい人は経験しておいて損はないでしょう。
企業にwebライターとして勤める場合は、書類選考と面接を受けるのが一般的です。新卒の採用枠はあまり多いとは言えず、どちらかと言えば中途採用の方が多いです。
アルバイト社員から始めて正社員になる場合と、ライター経験を積んだ後に別の企業のwebライターになる場合の2パターンが多い印象です。
フリーランスでwebライターになる方法
企業に記事を売り込んでwebライターになる方法です。企業と業務委託契約を結んで在宅で仕事ができるのが魅力です。
webライティングの経験がある場合、ママワークスやSOHOなどの求人サイトからwebライターの仕事を獲得することが可能です。
未経験の場合は、クラウドワークスやBizseekなどのクラウドソーシングサイトで一度実績を作るのがおすすめです。
企業は率先力を求めているので、webライターの仕事ができるかどうかは実績ありきです。まずは記事単価が低くても経験を積み、実績を作ることが欠かせません。
一度実績を作ってしまえば、その実績をポートフォリオにしてフリーのwebライターとして営業できるようになります。
実績ができたら、ぜひママワークスやSOHOなどの求人サイトを利用して企業に営業をかけてみましょう。
webライターの月収・年収
フリーランスのwebライターの場合、月収・年収はまちまちです。
実績と実力がモノを言う世界なので、極端な話、実力が無ければ月収0円、実力があれば月収100万円、なんてこともあり得ます。
ライティング未経験者や経験1年未満の新人webライターの場合、文字単価や記事単価は経験者に比べて安いので、初めは少なく感じることでしょう。
筆者も未経験からwebライターの仕事を始めた一人です。初めはクラウドワークスからテストライティングを受けて仕事を獲得し、1文字あたり0.5円からのスタートでした。
経験を積むにしたがって質のいい仕事に巡り合えるようになり、文字単価は1円、最大で5円まで上昇しました。文字単価や記事単価が上がると、育児の合間でも効率的に稼げるようになるので、頑張れば月収5万以上稼ぐことが可能になります。
兼業の筆者の場合、月収で平均6万、年収で72万といったところです。
専業でwebライターをしている人の中には、月収50万~100万の人がざらにいます。
能力次第で月収は0にも100にもなる仕事ですが、その分夢もやりがいもあるのでチャレンジしてみて損はない仕事だと言えます。
webライターになるのに資格は必要か
webライターになるのに特別な資格は必要ありません。
webライターの仕事は、クライアントの意図をくみ取り、大衆のニーズに沿った文章を作成することです。
資格よりも、クライアントの意図を読み取る力や情報を収集する力、取捨選択する力などの方が重要です。
情報収集がwebの場合は、嘘やデタラメも多いので、記事作成にはより注意が必要になります。主張に根拠があるのか、出典はどこなのかを明らかにし、信頼できる文章を作成しなければなりません。
webライターの仕事は、執筆だけに限りません。情報を集める、取捨選択をする、案件によっては独自で取材に出かける、統計をとる、表やグラフを作成する。これらもwebライターの仕事です。
そう考えると、書くことだけでなく、それ以外の勉強や遊びも仕事のうちだと言えます。
webライターになるのに必要なスキル
webライターになるのに特別なスキルは必要ありません。しかし、執筆を仕事に第一線で活躍していきたいなら、コピーライティングの能力は必須でしょう。
記事を書くことに関して言えば、高卒程度の読解力、構成力、執筆力があれば誰でもできます。しかし、読まれる記事、大衆の心を掴む記事、消費行動を促す記事を書くとなれば話は別です。
企業がwebライターに求める記事の傾向は、次の3通りに分類できます。
2.情緒系記事
3.セールス記事
筆者の経験上、昨今は、SEO記事とセールス記事の需要が高い印象です。
調べものや買い物がwebで完結する時代、キーワードとコンテンツ重視のSEO記事と、消費行動を促すセールス記事のニーズは高まるばかりです。
コピーライティングに自信がない人は、本でサクッとコピーライティングの技術を身に付けましょう。
webライターを始めるのに必要なモノ
webライターを始めるのに必要不可欠なものは以下の2つです。
2.ネット環境
この2つがあればwebライターの仕事は誰でも始められます。
初期費用はパソコン代とネット通信費以外かかりません。
webライターの仕事は、クライアントとやりとりするメールとWordをよく使います。
メールはGmailがおすすめなのでアカウントを取ってしまいましょう。
Wordは記事を書くのに使います。購入したパソコンにWordがインストールされていない場合は、無料で使えるLibreOfficeをインストールするのがおすすめです。
打ち合わせする企業によっては、データの添付やメッセージのやり取りができるChatworkを使うところもあります。Chatworkも無料で使えるツールなので、こちらもぜひアカウント作成を済ませておきましょう。
これらの準備が整ったら、早速クラウドワークスやBizseekに登録して仕事を始めましょう。
主婦の方でパソコンを持ってない人は、初めは安いもので構わないので自分のパソコンを購入することをおすすめします。自分のパソコンの方が愛着が沸き、後々データ管理がしやすく仕事がはかどるためです。
webライターの魅力は? どんなところにやりがいを感じるか
webライターは、文章を書くという自分のスキルを売る仕事です。
そのスキルがクライアントに認められ、読者にウケたときは自信がつきます。
webライターとしてキャリアを積み、実力が認められると、実名やペンネームで記事を書かせてもらえるようになります。記事を通してクライアント以外にも自分の存在を知ってもらえるのは一つの大きな魅力です。
その他にも、webライターの仕事には以下の魅力があります。
✓リサーチをするので知識が増える
✓知的好奇心を満たせる
✓ベテランになれば書きたい記事を書かせてもらえる
✓業務委託の場合は在宅で仕事ができる
例えば、医療系の記事や教育・保育系の記事は、その業界に勤めていた人の方が書けるのは明白です。看護師や弁護士、教師、保育士など、専門職出身のwebライターや、整理収納アドバイザー、ファイナンシャルプランナーなどの資格保有webライターはクライアントにも重宝されます。
記事の取材やリサーチで、特定分野の知識が増えること、知的好奇心が満たせることもwebライターの魅力です。行動力次第で新しいジャンルの執筆にチャレンジできるので、飽きがきません。体験記事であれば特定分野の体験も味わえるので面白いです。好奇心旺盛な人にはぴったりな仕事と言えます。
ベテランになり、クライアントとの信頼関係が築ければ、執筆だけでなく、記事の構成から任せてもらえるようになるので自由度も増します。自分の興味があることや趣味、好きなことを書かせてもらえてそれが読者に喜ばれるのは嬉しいことです。
業務委託契約の仕事であれば、在宅で仕事ができるのもwebライターの魅力です。育児中や療養中であってもパソコンとネット環境があれば仕事ができます。
webライターの辛いところ こんな人は向いていない
webライターの仕事は、人の役に立つ記事、読まれる記事を量産することです。
仕事中は誰とも会わず一人でコツコツと記事を書く仕事なので、チームワークで働く仕事と比べると孤独です。
仕事量は自分で調節できますが、専業にでもなれば、朝、昼、晩1人でパソコンに向かってコツコツと文章を作成することになります。スキルありきの仕事なので、能力次第ではリライト(書き直し)を命じられることもあります。もちろん、締切もあります。
webライターの仕事には忍耐力が必須です。
孤独と締切の重圧に耐えられる人、やり直しを食らっても最後まで完成させられる根性のある人はwebライターに向いています。
逆に、忍耐力や集中力がない人、勉強嫌いな人、安定を望む人、チームワークで働きたい人はwebライターに向いていません。
webライターに向いているのはどんな人?
長時間人と話さずに原稿を書ける人、締切を守りながらコンスタントに質のいい記事を挙げられる人はwebライターに向いています。忍耐力があり、ハングリー精神が強い人は向いています。
執筆だけでなく、特定分野の取材やリサーチも仕事のうちなので、特定分野に熱中しやすいオタク気質の人もwebライターに向いていると言えます。
webライターに向いている人を箇条書きにするとこんな感じです。
・コツコツ作業が苦でない人
・ネットが好きな人
・流行に敏感な人
・粘り強い人研究熱心な人(好きなモノ・コトをとことん極めたい人)
・自己管理能力が高い人
・何かしら伝えたいことがある人
実務経験を積み、記事の企画段階から任せてもらえるようになると、ひらめきが欠かせなくなってきます。そのため、コツコツ作業が好きでも知的好奇心がない人はwebライターに向いていません。クライアントが企画をくれる段階まではいいですが、その先がありません。
知的好奇心がないと自力でアイディアを練れないので、いつまでたっても“書く”だけのwebライターで単価も上がりません。
逆に言ってしまえば、知的好奇心が旺盛でハングリー精神が強く、勉強熱心で研究好き、なおかつ自己管理能力が高い人は最強です。webライターにぴったりです。
我こそは、と思う人は、副業からでいいのでぜひ今すぐ始めてみることをおすすめします。
まとめ.webライターはまだまだ需要のある仕事
webライターの仕事やなり方、webライターに必要なモノ、スキル、仕事のやりがい等を紹介しました。
webが発展し、リモートワークが推奨される現代、企業も優秀なwebライターを求めています。
この記事でも紹介したとおり、webライターは未経験からでも始められる仕事です。
興味のある人、我こそは、と思う人は、ぜひこの機会にwebライターデビューしてみてはいかがでしょうか。
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