ココナラでイラストを販売しているけどなかなか売れない
売れるためには何をすればいいんだろう
ココナラでもっと実績を作りたい
この記事は上記の悩みにアプローチします。
ココナラでイラストが売れないのは知名度がないから
ココナラにイラスト作成サービスを出品してみたけどなかなか売れないのは、あなたにネームバリューがないからです。
ネームバリューとは
《(和)name+value》世間での知名度。名前そのものの価値。「ネームバリューのある企業」
[補説]英語ではnameだけで名声の意がある。
goo辞書より引用
ココナラができた当初は、作家にネームバリューがなくても、サービスが購入される傾向にありました。
理由としては
- ココナラへの参入者(イラストを売りたい人)が少なく人目につきやすかった
- 安くイラストを販売できた(ココナラができた当初はイラストを500円で販売できた)
のふたつが考えられます。
ココナラへの参入者が少なく人目につきやすかった
ココナラ公式サイトによると、2020年現在、ココナラ利用者は150万人にも上ると言われています。取引件数については、累計350万件を超えているそうです。
2012年7月のローンチ以来順調に成長し、ユーザー数は150万人に達し、累積の取引件数も350万件を超えるなど、知識・スキル・経験を売買できる国内最大級のマーケットプレイスに成長しています。デロイトトーマツによる2017年度日本テクノロジーFast50(3年間の収益成長率)では、第1位(1,252%)を受賞するなど、急成長しています。
ユーザー数は増える一方で、ココナラのサイトトップに掲載されるイラストサービスはほんの一握りです。
PRO認定を受けたサービスや、月間売上高の高いクリエイターのサービスがサイトトップに掲載されています。
一方、サービスが1件も売れないイラストレーターはサイト下部に埋もれて人目にもつきません。人目につかないと当然サービスは売れません。
ココナラにはそんなイラストレーターがあぶれえっています。
ココナラが普及した当時に比べて参入者が激増したことにより、多くのクリエイターが埋もれてしまっているのが現状です。
安くイラストを販売できた
筆者の記憶では、2018年頃まではイラストをワンコイン(500円)で販売することができていました。
ココナラも「知識やスキルをワンコインで売買できる」ことをキャッチコピーに、マーケットプレイスの利用者を獲得していたことが記憶に久しいです。
例えば、イラスト・似顔絵・漫画カテゴリのアイコン作成においては、2020年3月現在、金額設定は下限1,000円に設定されており、それ以下では販売できなくなっています。
クライアントに試しにサービスを利用してもらう「無料お試し枠」機能(無料サービス)も2018年に終了しています。
これまで「無料お試し枠」機能は、初めて出品された方の立ち上がり支援を目的として導入しておりました。
しかし、無料お試し枠での出品・有料での出品に関わらず、その後の販売実績に大きな差がないことや、無料お試し枠での違反行為やキャンセル割合の増加を受けて、一定の役目を終えたと判断いたしました。このため、2018年4月23日(月)をもって「無料お試し枠」機能の提供を終了させていただきます。
ココナラ公式より
ワンコイン制度と無料お試し制度が無くなったことで、新規ユーザーの獲得はより難しくなっている印象です。
ココナラでスキルが売れるサイクルを考えてみる
ここで今一度、ココナラでサービスが売れる仕組みを見直してみます。
ココナラは、以下の図でイラストレーターにクライアント(サービス利用者)を誘導しています。
サービスが売れればそれが口コミとなり、その口コミが新規のクライアントを呼び込んでいます。囲い込んでいると言ってもいいでしょう。
ココナラはこのような仕組みで成り立っています。
ココナラで実績を作りたい新規イラストレーターの戦略
ココナラでイラストが売れる仕組みを見るとこう思いますよね。
もうココナラ無理ゲーなんじゃないか。
新規イラストレーターの枠なんてどこにもないじゃん。
これはある意味で正解だと思います。
イラストを売りたいイラストレーターがあぶれているのは事実ですから。
ではどうするか。
そこで提案するのが、SNSを使ってユーザーを逆輸入する戦略です。
戦略1.Twitterにイラストを投稿する
一つ目は、Twitterにイラストアカウントを作ってオリジナルイラストを投稿する方法です。
散々述べたように、ココナラは参入者が増えすぎてイラストレーターがあぶれている状態です。もはや新規イラストレーターの出る幕はないと言っても過言ではありません。
そこで、Twitterを使ってイラストを定期的に投稿してみてください。
投稿間隔は短ければ短い方がいいです。その方が多くの人の目に触れやすく、固定ファンも獲得できます。
Twitterにイラストを投稿していると、徐々に周囲からイラストレーターだ、と認識され始めます。
運用に慣れてきたら、giveの精神でアクションを起こしましょう。
フォロワーにアイコンを無料でプレゼントする、低価格でイラストを販売してみる、これらの方法はとても有効です。
人に描いてあげることでイラストレーターとしての自覚も芽生え始めますし、クリエイターとしての喜びを感じられるようになります。
イラストの取引実績が増えたら、そのイラストでポートフォリオを作ってココナラやサイトで営業してみてください。その際、依頼者に公開してもいいかどうかの許可を取ることは忘れずに。
戦略2.Instagramにイラストを投稿する
二つ目は、Instagramにイラストアカウントを作ってイラストを投稿する方法です。
こちらも戦略的にはTwitterと同じです。
Instagramにイラストを投稿して徐々にファンを増やしていき、声をかけていただいたタイミングでアクションを起こします。
イラストを無料でプレゼントしてみる、ワンコイン価格で販売してみる、顧客が増えたら価格を上げてみる、そういうアクションを自ら起こしてください。
たまに、価格を上げることに罪悪感を抱くイラストレーターがいますが、その必要はありません。
イラストレーターは顧客にイラストを提供する代わりに時間(自分の命)を費やしています。顧客が増えるとそれだけ時間を売ることになるので、そこはイラスト単価を上げて需要と供給を調節してみてください。
戦略3.Facebookにイラストを投稿する
イラスト専用のFacebookアカウントを作って営業をかけるのもひとつの方法です。
FacebookもTwitterやInstagram同様、公開情報のページにサイトURLやInstagramページを載せられるので、これを使わない手はありません。
こちらもまずはイラストを定期的に投稿して、イラストレーターとして認識される、ファンを獲得するところから始めましょう。
ファンが増えてきたら、イラストを無料でプレゼントする、ワンコイン価格で販売する等、アクションを起こしましょう。
投稿ページにはココナラのURLも載せられるので、趣味で手掛けたイラストと一緒にココナラのサービス購入ページを紹介することもできます。
初めはgiveの精神でイラストを量産し、周囲からイラストレーターとして認知され始めたら、ココナラや各自サイトに誘導するといいでしょう。
初めはお試し価格で安く! ファンが増えたら価格設定を見直そう!
ココナラでイラストを販売しているけどなかなか売れない人向けに、SNSを使った営業方法を紹介しました。
筆者がココナラを始めた頃はまだワンコイン制だったので、初めは安くサービスを提供し、顧客を掴むことができていました。しかし今ではその方法が使えずアピールしずらいのが現状です。
ココナラでイラストが売れない方は、ぜひTwitterやInstagram、Facebookなどを使って多方面からアプローチしてみてください。
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