webライターに向いている人ってどんな人なんだろう
将来webライターとして独立したいけど自分はwebライターに向いているのかな
webライター歴3年の筆者がその疑問に答えます。
webライターデビューしたはいいけど、これから続けていくか迷っている方もぜひ参考にしてください。
webライターに向いている人はこんな人です
何にでも言えることですが、人には適性、向き不向きがあります。
webライターとして続く人とそうでない人の違いはどこにあるのか。webライターに向いている人はどんな人なのか。
まずは、webライターに向いている人の特徴を紹介します。
読書が好きな人
読書が好きな人はwebライターに向いています。
webライターは、執筆記事によっては新しい知識を必要とするからです。
読書が好きで本を読む習慣がある人は、常に新しい知識がインプットされ続けるのでwebライターには有利です。webライティングは知識をアウトプットする行為でもあるからです。
優秀なwebライターほど、常日頃から専門書や雑誌、web記事など大量の文章に触れています。
勉強が好きな人
知的好奇心が強く、勉強が好きな人もwebライターに向いています。
webライティングは、新しい知識を取り入れて記事としてまとめる仕事だからです。
昨今、webライターを募集している企業の中には、SEOやワードプレスの知識を必要としているところが少なくありません。webライターにはwebの知識が欠かせないと言えます。
企業によっては入稿の仕方やフォーマットも違うので、勉強が嫌いな人は臨機応変に対応できずに苦労します。
コツコツ作業が苦でない人
webライターに向いている人は、日々パソコンに向かってコツコツと文字を打つのが苦ではない人です。
情報を集める、分からなければ調べる、比較分析する、そういう力もwebライターには求められます。
他にも、依頼内容によっては自ら足を運んで取材をすることもあります。アポ取りや写真撮影なんかも業務のうちなわけです。
そういう一つひとつのことを淡々とこなせる人はwebライターに向いています。
ネットが好きな人
日頃からネットを利用する人、検索するのが好きな人はwebライターに向いています。
雑誌に記事を寄稿するライターとは違って、webライターは、検索エンジンを使って情報収集する機会が多いからです。
また、当然のことですが、他者の記事を丸々コピペする、構成を丸パクりするようなことがあってはなりません。
webライターにはネットリテラシーが必須です。
ネットリテラシーがあってネットが好き、検索して記事を読むのが好きな人はwebライターに向いています。
流行に敏感な人
常日頃から色んなことにアンテナを張り、流行に敏感な人はwebライターに向いています。
取引先の企業によっては、記事の構成からライターに任せるところも少なくないからです。
ジャンルにも寄りますが、〇月はこんなキーワードでこんな記事を書きたいです、といった打ち合わせをすることもあります。こうなってくると、ライティング能力のみならず企画力が問われてきます。
長くwebライターを続けていると、いずれ企画力が求められる仕事をする機会に直面します。そのときに企画を提案できるかどうかは日々の努力にかかっています。
粘り強い人
webライティングはデスクワークです。長時間机に座って作業するのが当たり前の仕事です。
執筆記事にも寄りますが、企業が求めるSEO記事などの文字数は合計4000以上~がざらです。最低でも3000文字以上がギリギリのラインです。
時間をかけてダラダラと執筆できれば誰でもできますが、仕事なのでそうもいきません。打ち合わせから記事の納品までにはスピードが求められます。
そういう仕事を途中で投げ出さずに最後までできる人はwebライターに向いています。
何かしら専門知識がある人
専門知識がある人もwebライターに向いています。
以下はwebライティングのジャンル一例です。
- 医療
- 教育・保育
- 美容
- 転職・就職
- 金融
- 保険
- 占い
- 恋愛・結婚
- スポーツ・アウトドア
- 暮らし・インテリア
- 家電・ガジェット
- サブカルチャー(漫画、アニメ、ゲームなど)
どれも一から調べて勉強すれば書けないこともないでしょうが、医療や教育、金融、保険などの分野はやはり素人にはきついです。
これらの分野は権威性が働くのでより整合性が求められます。その分野に精通した人が執筆するのがベストと言えますし企業もそれを求めています。
自己管理能力が高い人
締切を守る、計画的に仕事を進める、健康に注意する、これらの自己管理能力もwebライターに欠かせません。
webライターの仕事は、自宅でひとりコツコツと作業する仕事なので、制約がないわけです。会社員であれば同僚や上司がいるので無意識に自分を律することができます。
しかし、webライターは仕事中人の目がないので、サボろうと思えばいくらでもサボれます。逆に頑張ろうと思えばいくらでも頑張れます。だらけ過ぎるのもいけませんが働き過ぎも考え物です。
そういうことも含めて、自己管理能力が高い人はwebライターに向いています。
“書くことが好き”より“伝えたいことがある”人
webライターに向いているのは、書くことが好き、な人よりも、伝えたいことがある、人です。
webライターの仕事は、情報収集して読みやすく分かりやすい記事にまとめることなので自己主張は強く求められていません。しかし、人々に伝えたいことがない人はいずれwebライターとして破綻します。
一見矛盾しているように思えますが、ライターの醍醐味は、企業(人々)が求める記事の中に、いかに自分の思いをわずかながらに入れられるか、です。人の役に立つ専門記事、人々を楽しませるエンタメ記事の中に、いかにさりげなく自分の想いを落とし込めるか、です。
文章には人を動かす力があります。自分が書いた記事が人々の役に立つ、背中を押す、それがwebライターの面白いところです。
伝えたいことがなく、淡々と記事を量産しているだけではいずれwebライターにやりがいを感じられなくなります。
”書くことが好き”な人よりも、“伝えたいことがある”人は、webライターとしての伸びしろも大きいです。
webライターを続けていく上で必要不可欠なのは“伝えたい気持ち”
極端な話ですが、文章を書くことが苦手でも、伝えたい気持ちがあれば文章は書き上げられます。伝えたい気持ちが強いほど、誰かに読んで欲しいと思うからです。その気持ちは、webライターを続けていく上で欠かせないものになります。
文章は書けば書くほど上達します。執筆スピードも上がります。技術はあとから付いてくることの裏付けです。
人々に特定の分野でなにか伝えたいことがある人は、webライターとしての息も長いに違いありません。
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