自分は周りの主婦に比べて副業で稼げていない。
副業を始めてみたけどこの仕事私に向いているんだろうか。
これらは副業を始めたばかりの主婦が抱えがちな問題です。
主婦フリーランスに欠かせない要素とは何か。
この記事では、主婦で育児をしながらフリーで月5万以上稼いでいる筆者が、上記の疑問に答えます。
副業を始めたばかりの主婦が陥る「わたし向いてないんじゃ」問題
筆者は今でこそwebライター兼イラストレーターとして活動していますが、2年前は普通の主婦でした。
ライティングの仕事は企業から直接記事作成依頼をいただいて記事を書いています。
イラストは企業から直接お仕事をいただいたり、クラウドサービスやSNSを介して個人のお客様向けにキャラクターを作成したりしています。
そこで、本題ですが、ここに至るまでには色んな葛藤がありました。
それが「わたし向いていないんじゃ」問題です。
主婦フリーランサーの葛藤のはじまり
筆者は元々、保育・教育分野で働いていた身ですが、結婚、妊娠、出産、育児を機に、副業でライター、イラストレーターとしての活動を始めました。
はじめは、赤ちゃんとの生活も楽しめていたのですが、生活に慣れてくるとそれなりに欲が出てきて、気づいたときにはクラウドワークスに登録していました。
クラウドワークスに登録して、淡々と記事執筆の作業をこなしていくうちに、それがキャリアとなり、次第にフリーランスライターとして軌道に乗り始めました。
仕事を獲得するには営業は必須、ポートフォリオやブログの更新も必要なので努力は必要ですが、家に居ながらすき間時間に仕事ができるのは、主婦にとって非常に有難いことでした。
仕事に慣れてきた頃、いつかブログで「Twitterを活かして営業すると売上も伸びるし、モチベーションも上がる」というような記事を見かけました。モノは試し、ということで、Twitterを始めて活動報告や営業を始めてみました。
フォロワーが増え、同業者との繋がりができてくると、以前より確かに「楽しい!」と感じるようになりました。しかし、私の場合はそこまででした。
フォロワーさんや同業者とやりとりをしているときは確かに楽しい。でも、それが成果に繋がっているかと問われれば、そうとは言えない。むしろ、Twitterにハマるほど、それまでブログに当てていた時間を潰している。
このことに気づくまで、そう長くはかかりませんでした。
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また、Twitterをしていると、必ずどこかのタイミングで売上報告のツイートに遭遇しました。
自分よりも売り上げを出しているツイートを見かけては、凹んだり、嫉妬することさえありました。そしてそんな負の感情を抱くのは、大抵作業量が足りていない日に限ってのこと(タチが悪い)。
他人の成功話や売上ツイートを目にすると、沸々と負の感情が溜まっていくのが自分でも分かりました。
イラストの仕事をするようになってからは、さらにこの負の感情に拍車がかかります。
「自分にフリーランスは向いていないんじゃないか」
「これだけ頑張ってこれだけの成果なら辞めた方がいいんじゃないか」
こんなことさえ思うようになりました。
そうは言っても、乳児と幼児を抱えた今の私にできる仕事が他にあるのか。
答えはノーでした。
主婦フリーランサーがTwitterを辞めてみて気づいたこと
世の中には、副業を始めたばかりの駆け出し主婦フリーランサーでも、SNSの使い方を心得ていて、Twitterを営業ツールとして上手く使いこなせる人とそうでない人がいます。
私は圧倒的に後者だったので辞めました。正確には、ログインする機会を減らし、ツイートは必要最小限に留めることにしました。
そうすると、以前のような落胆や嫉妬はなくなり、人は人、自分は自分、として割り切って捉えられるようになりました。
運悪く他人の売上や作業量の自慢ツイートを見かけても、「へ~」「ふ~ん」で片付けられるようになりました。
人は本気になって生活のすき間時間の全てを作業時間に費やせば、他人の自慢話も気にならなくなります。これらは筆者が身をもって実感したことです。
すき間時間をTwitterではなく、作業時間に当て始めてからは、「向いていない」「辞めた方がいいんじゃないか」といったネガティブな思考も無くなりました。
ネガティブ思考なうちは、考える時間がある、つまり暇がある、ということです。心を無くすと書いて「忙しい」と言いますが、その通りで、人はやらざるを得ない状態に陥り忙しくなると、邪心を無くすことができます。
「自分にフリーランスは向いていないんじゃないか」
「自分にライターは向いていないんじゃないか」
「自分にイラストレーターは向いていないんじゃないか」
こう思っているうちは、まだ本気で行動していない、もしくは作業量が足りていない証拠です。
悩みは行動でしか解決しません。ネガティブ思考に陥ったときこそ行動することをおすすめします。
主婦でも副業で稼げる! フリーランサーに不可欠な4つの要素
何度も言いますが、筆者は元々どこにでもいるような普通の主婦でした。
そんな筆者が、どうやって副業で月5万以上稼げるようになったのか。フリーランサーとして生き抜くために必要なこととは何か。
ここでは、主婦がフリーランサーとして成功するために必要不可欠な4つの要素を紹介します。
必要不可欠な4つの要素
主婦が副業で成功するために必要なことは非常にシンプルです。
あなたがライティングやイラストなどで事業を成し遂げたいなら、以下の4つを実践してみてください。
- 継続する習慣
- giveの精神
- 思考錯誤する努力
- 天才と思い込むこと
以下でそれぞれを解説します。
継続する習慣
フリーランスに必要な要素その1は、継続する習慣です。
副業に限ったことではありませんが、あなたがライティングやイラストで成功したいなら、書くこと(描くこと)を継続しましょう。
書くこと(描くこと)を続けていると、次第に自然とスキルがアップして、短時間で作業を進められるようになります。
継続していると、ときには逃げ出したくなることもあります。しかし、一度作業をルーティン化して生活の一部に取り込んでしまえば、いつしか「しないと落ち着かない」状態ができあがります。こうなれば、「したい」「したくない」の感情抜きに行動できるので占めたものです。
giveの精神
フリーランスに必要な要素その2は、giveの精神です。
普通の主婦から脱却し、プロのフリーライターやイラストレーターとして活躍したければ、与えられた仕事をこなすだけでなく、クライアントに+αで付加価値を与えられるようになりましょう。クライアントに言われなくても、先方が望んでいることをくみ取り、スピーディーに提供できるようになれば、クライアント側もあなたを離したくなくなります。先方に気に入られて運がよければ、企業と直接業務委託契約を結べるようになります。
クライアントが用意した企画書に沿って記事を書くのは、駆け出しのライターまでの話です。初めから用意された企画書に沿って記事を書くのは楽ですが、単価が低い傾向にあります。ゆえに、高単価案件を狙っていきたければ、自ら企画を持ち込めるように日々アンテナを張り、流行や需要をチェックしておく必要があります。
これらはイラストにおいても同様です。クライアントの要望をくみ取り、先方が期待する以上のものをスピーディーに提供できるのがプロです。
試行錯誤する努力
あなたが普通の主婦からプロのフリーランサーになりたければ、正しい方法で事業を展開できるようにならなければなりません。そのために欠かせないのは、試行錯誤する努力です。
ライターやブロガー、イラストレーターとして成功したければ、先に成功している人やあなたより少し一歩前に進んでいる人をいい意味で真似ましょう。
ライティングであれば記事の構成を参考にしてみる、イラストであれば効率のいい作業手順を見て盗む、といった具合です。ただし、記事をそのままコピーして盗用するのはNGです。
それこそ今はネットで検索すれば、問題が解決する時代なので、自分が苦手とすることや疑問に思っていること、知らないことなどは検索して調べてみましょう。そうして実践してみる。
成功の秘訣は、実践と反省の繰り返しです。試行錯誤を継続しながら、自分に合った方法を見つけていきましょう。
天才と思い込むこと
普通の主婦がフリーランサーとして成功したければ、「自分は天才」だと思い込むことも大事です。副業未経験者や初心者の方は、なんだそんなことか、と思うかもしれませんが、これが意外に大切です。
会社に務めていれば、営業マンが仕事を獲得してくれるので仕事が途切れることはありませんが、これがフリーランスになると、営業も自分でしなければなりません。事業が軌道に乗っているときはいいですが、長くフリーランスをしているとそうでない時期もいつか必ず経験します。そのとき、「自分は天才だ」と思えるか否かの差は大きいのです。思い込めれば、成功者と比較しても落ち込みません。負の感情にコントロールされて行動できない、そんなことも無くなります。
問題解決の手立てはいつも行動の先にしかありません。「天才」と思い込むことは、人生に無駄なネガティブ思考を遠ざけ、行動を速めるきっかけになります。
まとめ.主婦が副業で成功するには
今回は、筆者の体験談をもとに、主婦が副業で成功するのに必要な4要素を記しました。
継続する習慣、giveの精神、思考錯誤する努力、天才と思い込むこと、どれも大事で欠かせませんが、中でも意識して取り組んで欲しいのは、「自分は天才だと思い込むこと」です。
フリーで活動していると、凄い人々を目の当たりにするのは日常茶飯事です。事業が上手くいっているときはいいですが、そうでないときは自信を無くすこともあります。そのとき、自分は天才だと思い込めるか、そうでないか、この差は大きいのです。
筆者の記事を読み、これから事業を始めてみようかな、と思っている主婦の方々には、ぜひ今日から意識的に「自分は天才だと思い込む」癖を取り入れて欲しいと思います。
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